
こんにちは。トモヒロです。
さて、皆さん、おそらくそれぞれ稼業をお持ちかと思いますが、僕のブログでコピーライティングに興味を持ったと言う方もおられるかもしれません。そして、過去に一度は『楽して稼ぎたい!』とか、『セミリタイアして自由になりたい!』とか考えたことってあると思います。
ありませんか?
ちなみに僕はそんな甘っちょろい考え方の権化でした。『何か楽して稼ぐ方法はないものか?』『もっと簡単にお金持ちになる方はないのか?』そんなことばっかり考えてました。
今回はそんな考え方に1ミリでも共感する人へ向けたお話です。共感していただいてもその考えは結果的にはダメってことになってしまいまい、さらにはコピーライティングは万能という結論に至りますが・・・。
同じ境遇からコピーライティングに興味を持った人にとっては、握手したあとにハグしたくなるようにな内容になっていると思います。
ではでは。
楽して稼ぐ時代の終焉
楽して稼ぐ?いつの時代もそんなことをつぶやいた日には周囲からの反感は必至です。
特にここ日本という国では働くことは国民の義務であり、そして苦労して働くことが美徳。それによってのみ社会で一人前として認められる傾向にあります。
発展した社会を持つ国ほどその傾向は強いのかもしれませんね。ただ、発展しすぎて、国民一人一人の生活の質みたいなものはあまり差がないのも現代の日本の特徴でもあると思います。そこに、『楽して稼ぎたい』こんな言葉を使ってしまう輩が登場します。
正直どうですか?
あなた自身も『全く思ったことがない。』なんてことはないはず。考えてもみれば未だ途上国なんかでは生きていくのがやっとで、楽して稼ぐなんて発想すらないんでしょう。それくらいに、日本は豊かで幸せな国ということです。
しかし、逆にこれを利用して稼ごうとする輩もいます。
輩を利用してお金を得ようとする輩、なんだか皮肉めいていますけど、働くことは面倒だとか、きつい、辛い、大変というある種一歩進んだ考え方が新たな稼ぎ口となって現れました。僕もそんな考え方を中途半端な罪悪感と共に持っていたので、ここで甘い誘惑にまみれたコピーに何度も心をもっていかれました。
・インターネット自宅で月収100万円。
・誰でもキーボードさえ打てればセミリタイア可能。
・難しい作業全くなし、簡単ワンクリックで日給5万円。
楽して稼ぐ方法ってなんかないかな~なんてフラフラ考えている人にとっては、こういったコピーを見て、『金持ちになれるかも・・・』などの淡い期待を抱くのは仕方のないことなんです。(自己正当化(>人<;)
思えば僕の人生、散々コピーに左右される軸の緩い情けない人生。コピーライティングを学んで、仕掛ける側の視点が理解できて初めてわかった。『騙されてはいないけど、騙されてた・・・』
そもそもそんな時代はきていなかった
そうなんです。大事なのは、学んだことで、視点を替えられたということ。
逆に言えば、虚偽を文章にして世に出しては犯罪ですが、表現の仕方次第でどうとでもなる(ちょっと乱暴な言い方ですが)そんな世界がコピーライティングの世界だったりします。
だからこそ、今まで僕が購入してきた『楽して稼ぐ、方法やお金持ちになれる系』マニュアルも嘘偽りの商品ばかりではなく使い方次第ではあったはずです。(結局のところ僕には一つも利益を得ることができませんでしたが)
よくよく考えてみれば、『楽して稼ぐ』って表現を違った言い方で言ってみれば、『今やってる仕事よりも』という前置きを外しただけでも成り立ってしまうわけで、そもそもそうやって作られた文章や言い回しで商品は売られているということを理解しておくべきなのです。
売る側も商売、どんな表現が消費者の心を動かすのか、必死に考えて出した答えである広告がそこにはあるわけです。
全てを疑え!
これは、あなたがコピーライティングを志すものであるならば、という話です。
そういう視点を持とうってこと。
もう、そういったコピーに心を動かされる側ではなく、動かす側にいるんだということの自覚。
例えば、自分が何かを購入したい時にそうであったら、疑惑の念でモノが買えなってしまうかもしれませんが、それこそ本質にたどり着ける機会を唯一与えられたものだけが持てるスキルだと思いませんか?
それだけ、今の世の中は広告で溢れているし、ネットがさらに世界中に普及することでその流れはもっと加速していきます。これだけでも、コピーライティングのスキルって絶対に不可欠だってことがわかりますよね。
シンプルに『楽して稼ぐ方法でお金持ちになりましょう。』こんなしれっとしたコピーでも心が揺れてしまう人が世の中にはいるわけですから、どの段階であれ真実を伝える役割としても特に今の世の中では必要とされる存在なはずです。
あなたがもしコピーライティングを学ぶのに躊躇しているとしたら、想像してみてください。あなたの大事な人が、街で見かけた広告に心を奪われ、全く周りが見えなくなってしまった時にどんな言葉をかけてあげますか?どうやって地に足をつけさせることができますか?
それをわかってもらうためにコピーライティングのスキルが役に立ったりするんです。
終わりに
自分が信じて学ぶスキルをひいき目で見るつもりはありませんが、コピーライティング絶対主義みたいに言われるところもありますよね。
そう、解釈したくなる気持ちもわかります。
多角的、客観的、理論的にみて、単純に人一人の人生の役に立つのは間違いない。と思います。
ただし、それは正しい学びと正しい思考の基であることが条件ですかなと。
それでは今回はこの辺で。最後まで読んでいただきありがとうございました。
またお会いしましょう~