
こんばんは。トモヒロです。
あなたは思い込みの激しい方ですか?『あ、あの人私のこと見てる~』『オレってちょ~イケメンじゃね』このへんも思い込みの一つ。
捉え方次第では楽観的ともとれるこの状況、実はこういった良い思い込みはあなたの人生にとってものすごいプラスに作用することが科学的にも証明されつつあります。
今日はこの思い込みを上手に使って人生が上手くいく、という方法について考えていきましょう。
あなたの考え方のクセが見えてきちゃったりもしますよ~。
悪い思い込みと良い思い込み
あなたも思い当たるかと思いますが、思い込みにも良い思い込みと悪い思い込みとあります。
良い思い込みっていえば、アスリートやビジネスなどの成功者によく見られますよね。
彼らは周囲が『そんなこと絶対に無理だよ』とか『そんなの夢物語だよ』と言っている中で唯一自分だけが自分を信じて、『自分には出来る!』と思い込んだ結果、成功という形あるものを生み出してたりします。
一方で、悪い思い込みの方は自分自身の可能性を狭めてしまうものだったり、周りから自分がどう見られているか、悪く見られているんじゃないかと嫌~な想像してしまったり、世の中のルールやマナー、常識など世間体を気にしぃので自分で悪い方向へ結びつけてしまう、自分を信じる事が出来ない状態。
良い思い込みは人生を好転させ上手くいく方法なのでしょうが、どちらかといえば多くの人は悪い方にご縁があるのではないのかと・・・。
悪い思い込みと良い思い込み
また、悪い思い込みではこんな話があります。
鎖につながれた象のハナシ、
一体何が象を捕まえているんだろう?
どうして逃げないんだろう?
五、六歳だった私は、大人は何でも知っているとまだ信じていた。だから象の謎について先生や父親、周りの大人たちに聞いてみた。象は飼い馴らされているから逃げないんだよ、と答えた人もいた。
そういうとき、私は当然次のように質問を返した。
「飼い馴らされているんだったら、どうして鎖につながれているの?」
しかし、つじつまの合う答えが返ってきた覚えはない。時とともに象と杭の謎については忘れ、同じ思い出を持った人に出会ったときに思い出すくらいだった。
数年前、たまたま、その疑問に答えられる本当に賢い人に出会った。その答えはこうだ。
「サーカスの象が逃げないのは、とっても小さいときから同じような杭につながれているからだ」
僕は目を閉じて、生まれたばかりのか弱い象が杭につながれているところを思い浮かべた。そのとき象は、押したり、引いたり、汗だくになって逃げようとしたに違いない。でも努力の甲斐なく逃げることはできなかった。小さな象にとって、杭はあまりに大きすぎたのだ。疲れきって眠ったことだろう。次の日もまた逃げようと頑張って、次の日も、そのまた次の日も……。
ついにある日、その象の一生においていちばん恐ろしいことになるその日、象は自分の無力さを認めて、運命に身を委ねたのだ。
サーカスで見る大きく力強い象は、かわいそうに“できない”と信じ込んでいるから逃げないのだ。生まれて間もないときに無力だと感じた、その記憶が頭にこびりついている。そして最悪なのは、二度とその記憶について真剣に考えなおさなかったことだ。二度と、二度と、自分の力を試そうとはしなかったのだ。
この象は小さいころから鎖につながれていて何度もそこから逃げようと挑戦するも上手くいかず、結局諦めてしまう。大人になって大きくなって、明らかにパワーもついて、鎖なんて引きちぎれるはずなのに、子供の頃の体験が蘇ってしまい、もう逃げようともしないわけです。
実は、これと同じことが僕達人間の間でも星の数ほど起きています。
『自分には出来るわけがない』はじめから何もしないで思い込みのみで判断してしまう。
これも、悪い思い込みの一つ。
思い込みとは信じる力
ここまでで感じるのは、思い込みというのは良くも悪くもその人の信じる力なんだということです。
いわゆる信念。
成功者たちは自分自身を心から信じて良い思い込みをし続けます。それは、継続すればする程に結果や成果に現れていきます。
逆に、悪い思い込みはホントにタチが悪い。
これは、幼い頃から親や先生などの大人たちに植えつけられたものがほとんどです。いわゆる『~~してはいけない』『~~でなければいけない』などの常識やルールに則ったもの。
ある程度のレベルは社会を生きていく上で必要なものですけど、それが度が過ぎると心配性になったり、常識に縛られて身動きが取れなかったり、依存してしまったり、これらが幼少の頃から植えつけられたお陰で根の深いものになってしまっていたりします。
思い込みのタイプ
それでは、まず悪い思い込みを取り除く方法を考えてみましょう。
といっても、先程言ったように、世間の常識やルールは社会人としては必要な物ですよね。
問題はそれが行き過ぎて自分を追い詰めてしまうこと。そうならないためにどういう考え方をすればいいのか、です。
まずは、以下で自分がどのタイプに当てはまるか確認してみてください。
- 『~~すべき』『~~でなくてはならない』など完璧主義になっていないか
- 一度や二度の出来事を一般化しすぎていないか
- 悪いことばかりに目がいっていないか
- せっかく起きた良いことを悪いことに置き換えていないか
- 断片的な情報だけで、相手の心を必要以上に読みすぎたり、自分の将来を決めつけたりしていないか
- 自分に悪いことが起きたら拡大して解釈し、良いことが起きても過小評価していないか
- 自分が感じた感情を根拠にして物事をきめつけていないか
- 必要以上に自分に責任があると感じてはいないか、またその逆に責任転嫁していないか
これらは認知の歪みと言って思い込みによって、偏った思考の大まかなパターンです。
自分自身がどのように思い込んでいるのかをチェック出来るかと思います。
認知の歪みは本人は全く気がつかなかったりするので、こうやって改めて確認するのもいいと思いますし、第三者に見てもらうのもいいと思います。
まずは自分がどの部分で偏っているのかを知ること、無理に変えようとしないで、自分把握をすることで一歩進んだ良い思い込みを発動させることが出来ます。
思い込みを活用するには
悪い思い込みによって生み出された歪みを把握できたら、次に良い思い込みをしていきましょう。
コツは、『なりたい自分』の最上級の形を常にイメージすること。
そうすることによって、そうなれることへの希望と期待から気分が高揚(アゲアゲ状態)し意欲が湧いてきます。
思い込みの力によって少しづず人生が好転している感覚をつかみ始めます。
そして、次にすることは目標を立てることです。
それも、この『目標』とはただの目標ではなく実行を主体とした確実に実現可能な目標。
この行動こそが、自分自身にやれば出来るという思い込みを植え付けます。そしてこれこそが、思い込みによって人生が上手くいく方法です。
最後に
いかがでしたでしょうか。
思い込みにはたくさんのタイプが有り、それを把握して活かすことは人生を好転させるのに十分な機能をもっています。
まず、自分が良くない思い込みをしていてそれに気づくことはとても苦しいことかもしれません。
ですが、いつの間にか植えつけられていたことを思えば、『このままではっ』と思うのが人の心理。
一度ホントの自分と向き合ってみましょう。
それでは今日はこの辺で。またお会いしましょう。