
『何か質問は?』
こんな言葉、日常的によく投げかけられますよね。
この時にどんな返答ができるかで結構その人のレベル・実力がはかられたりするような気がします。
一言で言うと『質問力』ですかね。
この場面って自分をアピールするチャンスだったりします。
『鋭い』と思われる質問は、その人の器やウチに秘めたる実力を暗に表現します。
要するにカッコ良く移ります。
今回は、そんなワンランク上の人格が自然とにじみ出るような『質問力』についていってみましょう。
質問からにじみ出るその人の能力
うちの職場にこんな人います。
『さっき言われた作業終わった。次どうする?』
いつもこんなです。
この人、この職場ですでに15年の、ベテラン選手。
でも、ずっと平社員。
何となくその理由も察しがつきますよね。
自分にもよくそんな風に言ってくるんですが、大体相手に言われてしまうのが、
『少しは自分で考えてください。』
鋭い質問の考え方(鍛え方)
質問する場面って様々ですが、僕ならこうするかなってのを考えてみました。
・まず質問する前に状況把握する。
(いつ、どこで、だれが、何を、どのように、どうしたの5W1Hを明確にする)
・相手の立場・力量・状況も考慮しての内容を考える。
・質問そのものをシンプルにまとめる。
これに加えて、例えば相手が上司や気に入られたい人物であれば一種鋭さを感じさせる要素を盛っていきます。
深い質問に相手も悩む
ただの指示待ち質問でも、逆に『あなたならどうしますか?』という問いかけの質問でも、内容によっては質問された相手も悩むことがあります。
そこに、相手が気づきを得られるような、もっと言うとお互いが向上できるような質問がいい質問のように思いますね。
言葉で表すなら、『そうきたか!?』みたいなのとか、『確かに言われてみれば』のような感じ。
相手がそれまで気づいていなかったことを気づかせるような質問を考える。
これこそ『質問力』と得るんじゃないでしょうか。
これは、職場だけでなく各コミュニティや家庭など、色々な場面で一目置かれるのに使える能力だと思います。
鍛えてみて損はないですよね。