
夢は夢のままで終わる・・・。
あなたはそんな風に人生を諦めていませんか?
子供の頃に抱いた鮮明なイメージ。
覚えていますか?
大人になるにつれ厳しい現実と向き合い、いつの間にか忘れ去られてしまった大きな希望は一体どこへ行ってしまったんでしょう。
しかし、その夢は他の誰かが叶えています。
あなたの思う不可能を現実のものとして勝ち取っている人は存在しているんです。
理不尽だと思いませんか?
一体あなたと彼らとではどう違うんでしょう。
今日はその答えをお教えします。
遠くの夢より目の前の現実
例えば現在中学生のあなたが、『サッカーの日本代表の選手になってたくさんの子供たちに夢を与えたい。』という夢を持っているとします。
でも、只今現在楽しみなのはそんなことよりも(そんなこと!?)明日発売する週刊少年ジャンプのワンピースの続きを読むことだったり、大好きな彼女と会話をすることだったり、サッカーゲームのウィニングイレブンを友達と楽しむことだったりしませんか?
要は、たくさんの子供達のことよりも、自分が楽しむことの方が大事。
そうですよね。
いえ、そりゃ当然です。
そこに楽しめる事実がある。
だから、そちらの方に気持ちが及んで行くことは当然のことです。
この状態は言い換えれば、『サッカーの日本代表の選手になってたくさんの子供達に夢を与える。』ということに現実感がない。
つまりは、リアリティがない、イメージできない。とも言えるかと思います。
抽象度を高めるとは?
夢はたくさんの人々を自分自身が喜ばせ、希望を与えるものでした。
これは、抽象的か具体的かで言えば抽象的と言えるものです。
いわゆる抽象度の高いもの。
抽象⇔具体の概念とは、例えば、日本代表のサッカー選手を例に取ると、
日本代表<プロ選手<サッカー選手<アスリート
ここで言う最も抽象度が高いとは日本代表を指します。
日本代表の選手は、プロの選手であり、サッカーの選手であり、アスリートである。
抽象度を高めるとは、より広いカテゴリーで捉えていくという概念です。
ただ、それが広くなればなる程、遠い存在であればある程、イメージしにくくなっていきますよね。
自分が、日本代表の選手であることよりも、アスリート(スポーツの選手)であることの方がイメージしやすいと思います。
なぜならそれが具体的ではっきりしているからです。
抽象度を高めて夢を叶える方法
以前にも言ったかと思いますが、人はイメージ出来ないことは実現出来ません。
抽象度の高いものほど、自分にとってはぼんやりしてしまって別次元に感じてしまう。
このような状況では夢は叶わないですよね。
その抽象度を今の自分よりもほんの少しだけ高めてみましょう。
『サッカーの日本代表の選手になってたくさんの子供達に夢を与えたい。』のであれば、まずは自分の一番身近な人に夢を与えられる人になりましょう。いえ、出来ない事ではないので『与えていきましょう。』
これが、あなたの中で抽象度が高まる瞬間です。
夢に一歩近づく瞬間なわけです。
お気づきかと思いますが、数段飛ばしで夢の階段を昇ることは出来ません。
(スカウトされるとか宝くじに当たるとかは別ですが)
大事なのはイメージの質。
完全なる妄想は幻でしかありません。
現実により近いものを一つずつ実現して夢に近づいていく。
これ以上確実で無理のない方法は他にないでしょう。
最後に
いかがでしたか?
抽象度を高めるって概念は、単純に具体性の対義語としての考え方よりは、捉え方を広い視野で見て漠然としたものをイメージしやすくするところにその本質はあると思います。
あなたは、誰もが憧れた夢がその実現のために一つ一つの課題をクリアした努力の結晶であることが分かったところで、どうしていきますか?
ここが一つの分かれ道かもしれません。
夢への階段は、楽なものか苦なものか。それも捉え方は人それぞれ。
全ては今後のあなた次第ですね。
それでは今日はこの辺で。またお会いしましょう。